7月22日 中国国際大会報告!
2018年7月22日(日)に行われた、中国国際大会の審判のため海外初参加致しました。
富山空港から、中国東方航空で上海国際空港まで1人で出発!!海外旅行の経験はありますが審判協力での1人での海外進出ははじめて、
英語は小学生程度の片言、中国語はまったく分からずドキドキの連続。入国手続きの時は、あっち行ったりこっち行ったり・・・ようやく手続きが終わって手荷物を取りに行ったら、時間がかかったせいか、自分の手荷物だけが1つぽつんと置いてある状態でした。入国ゲートを出ると「押忍!」と出迎えのゴン師範の内弟子さんが声をかけてくれひと安心でしたが、中国語で話しかけられてもちんぷんかんぷん??ホテルまで車で約1時間の車内での会話は手話程度でした。ホテルに到着すると、長谷川範士・新津先生・纐纈先生達がロビーにおられ緊張感がやっとほぐれた感じでした。早速ウェルカムパーティーで、ミシュランにも載っているような高級レストランで中国料理のおもてなしを受け、二次会は上海タワーが見渡せる高層ビルでの飲み会でした。
そのあたりから、上海に台風が直撃するので明日の大会が延期になるかもとの情報が流れ、ただただ天を仰いで台風が来ないように祈るだけでした。大会当日の早朝7時に中止が決定、上海台風直撃のため、国からイベントの中止命令が出たらしいです。外を見ると雨も小降りで対した風でもないのになぁーって思っておりましたが、国からの命令では致し方なく、次の日に延期になったと言う事でゴン師範はじめ中国大会スタッフの方々の、大会関係者(出場者)への連絡等は大変だったと察します。 もし、自分の大会がこんな形になったらと、想像するだけでゾッと致します。 結局、その日は一日中ホテルで時間調整し、夕方6時からは中国ゴン道場の20周年記念パーティーが盛大に行われました。
大会当日は台風も通過し雨も上がり良い天気。大会会場はクーラーの効く広い体育館で、大会出場選手は約550名、5面コートでの大会でした。開会式での国旗掲揚の時には少年部・一般部とも直立不動で大きな口を開け大きな声で国歌を歌うのにはビックリ。さすがです!!また、準備体操みたいな感じで開会式の時に、指導員の号令のもと基本の抜粋をするのにもお国柄を感じました。試合が始まり、Dコートで主審をさせて頂きましたが、さすがに日本の極真、ルール等は当然日本式。「正面に礼・主審に礼・お互いに礼・はじめ」と日本語です。中国の関係者(選手)に日本の師範の主審采配を観てもらうのに、また、ゴン師範の大会を盛り上げる為にも一生懸命頑張り、海外での主審という素晴らしい経験をさせて頂きました。来年は是非道場生を連れて中国大会に参加させて頂きたいと思います。中国滞在中は、長谷川範士を始め、様々な配慮を頂いたゴン師範始めゴン道場の皆様方に深く感謝申し上げる次第です。ありがとうございました。押忍。しかし、人口13億の中国(上海だけで2700万人)東京より大きな都市は高層ビルが建ち並び、人がいっぱい、自動車がいっぱい、自転車(オートバイ)がいっぱいで大都市上海をしっかり見させて頂きました。
[Text:今城]