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10月7日~13日『第1回総極真・ヨーロッパ大会2026』報告!

 この度、10月7日~13日の期間で、オランダで開催された『第1回総極真・ヨーロッパ大会2026』に参加致しましたので、ご報告申し上げます。
今年7月下旬に世界総極真、代表の大石代悟範士から、「第1回ヨーロッパ大会がオランダであるんだけど、行ってもらえないか?」 と
お電話を頂き、「えっ!私で良いのでしょうか?」という思いでしたが、代表からの使命ということで「押忍!」の一言でした。
世界総極真・代表の大石範士の代理という事で、責任と事の重大さを感じ、日々大きな不安を感じたまま遠征の日を迎えました。
10月7日、成田空港で今回の渡航を共にする静岡大石道場の山縣先生と会い、互いに励まし合いながら成田を出発致しました。

成田からオランダアムステルダム、スキポール空港まで約14時間の長旅でスキポール空港到着時には、初めてお会いするオランダ支部長の
フランク・リオン師範と、フランク師範の内弟子の方々が出迎えてくれ、ほっとする反面、改めて責任の重大さを感じました。
そこから車で約2時間、フリースランド州、レーワルデンの南西に位置するスネークという地区まで移動し、宿泊しました。

 翌日、フランク師範の道場に案内された所、10月10日に開催の『ウォーターポートカップ大会』の計量のため、
ヨーロッパ各国からの選手達が集まっており、緊張した雰囲気の中、体重測定が行われておりました。その後、
ヨーロッパ師範方とのヨーロッパ会議が開催され、ヨーロッパ大会に関する注意事項の説明他、山縣先生より、
来年10月9~10日に静岡県で開催される、『第3回総極真世界空手道選手権大会』に関しての説明があり、各国の師範方から率直な意見を聞きながら、約1時間議論しました。
今回、大会の会場となったスネーク・スポーツホールでは2日連続でフランク師範が主催する大きなフルコンタクト空手のトーナメントが開催されました。
まず、10月10日は、『ウオーターポートカップ』 という、フランク師範が2001年から開催しているオランダ国内外を対象としたオープントーナメントで、
ヨーロッパを中心に各国の選手(子供からシニアまで)が所属する流派・組織を問わず、参加出来る大会です。ウォーターポートカップの参加選手は200名以上、こちらもとてもレベルの高い大会でした。実は丁度、その日が私の69才の誕生日だったこともあり、この大会の閉会式(表彰式)の直後に、
フランク師範の音頭で師範・先生方はじめ会場の参加者全員の「ハッピバスデー、トゥユー」のサプライズ大合唱があり、
大変驚きました。贈り物までいただき、本当に嬉しく、記念すべき良い想い出になりました。

そして翌10月11日が、第1回総極真・ヨーロッパ選手権大会(対象:16歳以上)、略称がSOKEURO(ソケウロ)です。
そして総極真在籍の少年部を含む15歳以下の次世代の空手家達を対象とした『総極真・大石カップ(OISHI-CUP』 が同時開催されました。
いずれも来年、日本で行われる世界大会と国際親善大会(15歳以下対象)の姉妹大会にあたるものです。
SOKEUROは、”Fight to inspire!”というサブタイトル(テーマ)がついており、これは、この記念すべき大会に集まったみんなで、
互いに大いに刺激を与え合い、これをきっかけに、より強くなるようにそれぞれが精進したり、また今後よりよい大会へ発展させていくこと、
などを目指していくために、「互いに良い刺激や印象を与え合う(インスパイアし合う)ために戦うんだ!」、
という主催者のフランク師範の思いを言葉にしたもの、だそうで、大変感銘をうけました。
まず、開会式では開会式を盛り上げる音楽隊約30人が演奏する華やかな開会式となりました。続いて開催国のオランダ、
フランク師範の開会挨拶があり、私が山縣先生の通訳で挨拶をさせていただきました。またフランク師範から開会式の最後に、
選手達の気持ちを引き締めるために私に日本語での極真会館道場訓を、と頼まれたので挨拶のスピーチ後、直ぐに道着に着替え、
参加選手全員の前で正座し、広い体育館の中に響き渡る位の大きな声で、「正面に礼!正座」と発声。会場中が一瞬で静粛になり
「極真会館道場訓、一、吾々は・・・・・・・・・」と、道場訓を声高らかに読み上げ、その道場訓を
日本語で覚えている幾つかの国の選手達が大きな声で復唱してくれました。
「黙想!」「大山総裁に礼!」「大石範士に礼!」と迫力の違いを感じていただき、開会式を閉めました。

 大会は型試合から開始されました。総極真では、ヨーロッパで頻繁に大規模なセミナーを行っており、集中力等、
レベルの高い型試合が続きました。何より印象的だったのは大石範士の型が細部に渡り正確に伝わっていたことで、
特にポーランドとジョージアでは、選手達への指導が行き届いている事が伺えました。
 続いて組手試合も、多くの熱戦が繰り広げられました。特に飛び技、回転技の速さはバツグンで、
大柄なヨーロッパ選手は突き蹴りにしても重く、来年の世界大会で日本選手の強敵となりそうな選手が何人も印象に残りました。
また、レベルの高い大会と大柄な選手達に相応しく、入賞者に用意されたトロフィーは非常に高さが高く、優勝者のトロフィーは、なんと175cmもありました。
 大会が大成功に終わった翌日、10月12日はオランダ観光に連れて行っていただきました。オランダといえば、風車と運河の街。
どこを観ても絵本の世界にいるような景色で心が癒やされました。また、オランダはゴッホやフェルメールといった世界的芸術家で有名な国なので、
「是非ゴッホの代表的な作品の『ひまわり』 を観てみたい』、とお願いし、ゴッホ美術館にも連れて行ってもらいました。感動の一言でした
!
 今回の遠征では『第一回総極真、ヨーロッパ国際大会』 という、大変大きな記念すべき大会に出席することで、ヨーロッパ各国の師範、
先生並びに選手達と交流を深める事を目的としていましたが、その目的を果たすことが出来ました。また、大会では各国の選手達が
高い技術と強い精神力で試合に臨んでおり、その動きは技術面だけでなく精神面でも多くの刺激を受けました。
ヨーロッパ各国の選手達が来年の第3回世界空手道選手権大会を目標に、本当に鍛錬を重ねて頑張っている事が伺えました。
そして大会主催側のリーダであるフランク・リオン師範の指揮のもと、大変大勢のボランティアの道場生や
御父兄達が一致団結して大会が成功するようにテキパキと効率よく動いていらっしゃいましたし、
それらの方々が思いを込めてセッティングしてくださった会場で、各選手も“Fight to inspire!”のテーマのもと、
一戦一戦、素晴らしい熱戦を繰り広げて、大会はまさに大成功と言えるものでした。大会の運営面でも学ぶことが大変多くありました。
 国や言葉、文化の違いを越えて総極真の極真空手を通じお互いに理解を深め、交流を深められたのは、本当に大きな成果だと思って居り、
改めて、大石範士の偉大さと極真空手の素晴らしさを感じることの出来た遠征でした。不安を抱えながらもオランダに行って本当に良かったと実感しています。
 最後に、貴重な経験をさせていただいた総極真・大石代表に感謝申し上げますと共に、
今回の遠征に際し、ご支援、ご協力賜りましたオランダ支部のフランク師範をはじめ、大会を主催・運営されました関係者の皆様、
そして交流を深めることが出来たヨーロッパの多くの師範、先生方に心より厚くお礼申し上げます。今回の遠征で得た経験や学びを、
来年10月の 『総極真・第3回世界空手道選手権大会』の運営開催に微力ながら生かしていきたいと思って居ります。ありがとうございました。 押忍

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